沿革・施設紹介

沿革

昭和23年
羽茂村農業会を引き継ぎ、本所・1支所として発足
昭和37年
南部農業協同組合(現小泊営業所)と合併し、1行政区1農協となる
昭和59年
国の新農業構造改善事業の指定を受け、旧県立羽茂高等学校跡地に現本所・農機車輌センター・給油所・Aコープ店を移転
平成08年
当農協の主力品目である「”まるは”おけさ柿」の集出荷施設を更新
平成10年
羽茂産米のブランド確立に向けてカントリエレベーター建設・稼働

平成16年
佐渡島内全10市町村が合併し佐渡市誕生。これにより1行政区2農協となり現在に至る
平成24年
おけさ柿選果場に選果機と自動箱詰め機設置
令和元年
令和の皇位継承に伴う大嘗祭へ庭積みの机代物として”まるは”おけさ柿を供納
令和2年
南佐渡初のセルフスタンド「JA羽茂セルフSS」がオープン

施設紹介

おけさ柿選果場

おけさ柿選果場生産者が収穫した柿は各集落の集荷場へ出荷され、大きなトラックで選果場へ持ち込まれます。
選果場では渋抜きをして、右写真のようにベルトコンベアで選果機までコンテナのまま運ばれます。


おけさ柿選果場運ばれてきた柿はコンテナから出し、右写真のように人の目で選別され、中に混入されている傷の大きい柿や病虫害を受けた柿(集荷規格外の柿)を没収します。
その後に5面カメラで1個ずつ自動選別されます。


おけさ柿選果場カメラで選別した柿は赤秀・秀・優とサイズ別に分けられ、右写真のように箱詰機へ運ばれます。機械でダンボール箱に詰められ、大きなコンテナやトラックで北海道、東北、京浜、大阪、県内の取引市場へ出荷され、多くの店で販売されます。みなさんも美味しい”まるは”おけさ柿をいっぱい食べてくださいね。
選果場は9月末から11月中旬ころまでの季節稼働となります。
稼働中は選果場にてハネ柿のコンテナ販売もしておりますので、お立ち寄りください。
なお、コンテナ柿の発送は行っておりませんので直接お越しください。
Tel. 0259-88-3190
Fax. 0259-88-3170


おけさ柿選果場
また、贈答用“まるは”おけさ柿はJA羽茂オンラインショップにて販売しております。
発送も承っておりますので、お問い合わせください。
佐渡島の豊かな自然の恵みを、是非ご賞味ください。


カントリーエレベーター

カントリーエレベーターカントリーエレベーターは米の乾燥・調製・貯蔵を行う施設です。
農家の刈り取った籾[もみ](生籾の状態)を搬入し、乾燥して貯蔵します。乾燥の方法には火力を使う等の色々な方法がありますが、当JAカントリーエレベーターでは、より米の品質に配慮し、火力を一切使わず外気を除湿した空気を送り込み徐々に乾燥を行う方式(DAG方式=ドライエアジェネレーター方式)を採用しています。


カントリーエレベーターカントリー施設はその性質上、搬入した農家の米は貯留ビンで混ぜられるため問題のある米(籾)が搬入されると、他のものも品質が低下してしまいます。そのため、当JAでは搬入する圃場全てに圃場審査を実施し、雑草の有無、倒伏などを品種ごとにチェックし、搬入を許可するかどうか厳しい審査を行います。
また、実際に刈り取った籾を持ち込んだ際にも、その場でサンプルを採取しカメムシによる斑点米の有無など、搬入の可否を判断しています。


カントリーエレベーターコシヒカリは乾燥籾の状態で貯蔵しており出荷の都度、籾摺り・検査を行っています。五百万石は貯蔵を行わず、乾燥・調製後に検査をして、すぐに佐渡島内の酒造メーカーに引き渡し、酒の仕込みに使用されます。 このように農家の方には厳しい条件を課していますが、品質事故を防いで高品質の米を提供するためにも生産者・JAが一体となって取り組んでいます。
また、平成15年度の第1回県内カントリーエレベーターコンクールで当JAカントリーエレベーターが最優秀賞をいただきました。米どころの新潟でトップをいただいた栄誉に溺れることなく、今後も鋭意努力していきます。


施設マップ

羽茂地区の施設マップは以下のようになっております。

施設マップ