佐渡・羽茂地区のご紹介

“羽茂”とは・・・

新潟県の日本海沖に浮かぶ島、佐渡。
佐渡市(平成16年3月1日合併)となる以前は、島内に10の市町村あり、そのうち南佐渡の中心にある町が羽茂町でした。 JA羽茂管内(旧羽茂町地区)は、東・西・北の三方を山に囲まれ、南面に緩やかに傾斜した盆地で、南と西の一部は対岸の本州と相対し海に面しています。 町のほぼ真ん中を羽茂川が流れ、下流付近のデルタ地帯では羽茂平野が広がり、中小水系の沿岸と海岸段丘にまで耕地の集団があります。

越佐海峡を北上する対島暖流と南に面した扇状地のため、積雪は少なく雪国新潟では比較的温暖な気候です。椿・竹・ショロが多く自生し、ミカンとリンゴ、ハマナスとサボテンが混成するという特異な地域は、珍しいといわれています。
そんな特色をもつ羽茂管内は、全地区に渡って特産のおけさ柿、平野部を中心にコシヒカリ等の水稲が作られ、その他にも果樹、蔬菜・花卉採種、球根、牛肥育等があり、農業を中心とした産業構造となっています。

  • 羽茂の柿畑
  • 羽茂の平野の田園

羽茂の伝統文化

羽茂の歴史は古く、奈良時代より続き、徳川三百年の相川金山の盛衰にも関わりなく純農村として過ごしてきました。 そんな羽茂には伝統芸能や建造物が多く残っており、代表的なものに「つぶろさし」(新潟県指定文化財)があります。

伝統芸能つぶろさし鬼の面をつけ邪鬼・悪魔を祓う鬼舞と、オカメとヒョットコのような面をつけ、巨大な男根に模した棒を持った男性が、女性(ささらすり)と一粒万倍の豊作祈願・子孫繁栄を願い、囃子のリズムに合わせて力強く・時にユニークに踊る太神楽があります。

また佐渡芸能の能楽も色濃く残っており、羽茂地区にも7つの能舞台が現存し、毎年草刈神社の例祭で能楽を披露してしています。 建造物はというと、佐渡の一宮となる度津(わたつ)神社があり、初詣時には佐渡中から人が集まってきます。
他に羽茂城跡、大連寺の五百羅漢、石臼を積み上げた石臼塚や歴史のある神社が数多く現存し、今も集落の祭等で使用されています。
8月の鮎解禁日になると伝統の「鮎の石焼」が楽しめます。焼いた石の上に味噌で輪状の土手を作り、その中に鮎を入れて焼きます。羽茂独特の伝統料理で、毎年多くの人で賑わっています。
このように脈々と受け継がれてきた豊かな自然と伝統を守り続けながら、今後とも更なる農業の発展に尽くしていきます。

  • 渡津神社
  • 渡津神社の参拝風景